【書籍のご案内】 「男女賃金差別裁判 -『公序良俗』に負けなかった女たち」

【書籍のご案内】 「男女賃金差別裁判 -『公序良俗』に負けなかった女たち」

宮地光子(監修)

ワーキング・ウィメンズ・ネットワーク(編集)

明石書店 2005年6月刊行 2,800円+税

 

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2000年7月31日に、大阪地裁が言い渡した住友電工男女賃金差別訴訟の第一審判決は、昭和40年代の男女別採用を憲法14条の趣旨に反するとしながら、当時の性別役割分担意識と企業の効率的雇用管理を理由に「公序良俗には違反しない」とした。

しかし2004年12月、同訴訟の原告たちは、大阪高裁で「過去の社会意識を前提とする差別の残滓を容認することは社会の進歩に背を向ける結果となる」との和解勧告文とともに、一審判決を覆す勝利和解を勝ち取った。この和解解決は、同じ住友系列の住友化学男女賃金差別訴訟の控訴審にも影響を及ぼし、半年後に同訴訟でも和解解決が実現した。

今、女性をとりまく差別の構造は、正社員の中の差別から、パート・契約社員・派遣などの雇用形態による差別へと、さらに複雑化し見えにくくされている。しかし差別の外形は異なっても、差別の根底にあるものは共通である。だとすれば差別の論理を乗越えるための論理も共通のはずである。そして差別に負けない原動力は、何よりも女性たちのエンパワーメントである。

とすれば、二つの訴訟で展開された、差別の論理を乗越えるための論理、そして女性たちをエン・パワーしていったものを書き留めておくことは、これからの差別とのたたかいに、大きなヒントを与えるに違いない。そんな思いから、刊行に至ったのが本著である。

二つの訴訟に至る女性たちの提訴前史、そして訴訟の経過の紹介だけでなく、判決内容や住友電工男差別訴訟で提出された多くの学者の意見書や女性たちの陳述書も収録されている。

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