menumenu
電話アイコン

06-6947-1201

受付時間 平日9:30~17:30

お問い合わせ・ご予約はこちら

ニュースレター

2026年01月29日
性差別・ジェンダー世界の女性

シスターフッド(女性たちの連帯)の大切さ  弁護士 乘井 弥生

ドキュメンタリー映画「女性の休日」

知人に薦められてドキュメンタリー映画「女性の休日」を昨年11月に観てきました。世界で最もジェンダー平等が進んだ国と言われるアイスランド。ジェンダーギャップ指数16年連続1位の国です(ちなみに日本は118位)。2021年の選挙では国会議員の女性比率が47.6%。北欧の小さな国ですが国民一人当たりの収入は世界トップクラスで生活水準の高い国でもあります。

そんなアイスランドですが、平等への道に進む大きな転換点となったのが1975年10月24日の「女性の休日」だったと言われています。ちょうど50年前の出来事です。この日、アイスランド全女性の90%が仕事や家事を一斉に放棄し、女性がいないと社会が回らないことを証明しました。いわゆる保守系の女性たちとも広く連帯するために、「女性の休日」というマイルドな言葉が使われたものの実質的には女性が社会に対して示した「ストライキ」でした。広場を埋め尽くす、意思ある顔をした女性たちの微笑みを見て、私は「こんなことができるんだ!」と圧倒されました。

今私たちに必要なのはシスターフッド「女性たちの連帯」

翻って日本に住む私たちの足元の状況はどうでしょう。努力しても自活できる程度の賃金が得られない人。家庭や職場で理不尽な暴力やハラスメントに心身を傷つけられる人。家の中の家事育児を一手に担いながら低い評価しかされない人。数々の人生の選択肢を女性というだけで狭められた人。私が仕事で接する女性たちにはこんな困難を抱える人がいますが、その多くは、個人的な問題だとしかと捉えられていません。でも、自分たちが社会から不当に軽んじられているという不満やモヤモヤとした気持ちを、人と対話し、何に起因しているかもう少し掘り下げることで、女性たちは連帯しもっと平等な社会にできるはず、そんな勇気が伝わる映画でした。

ドキュメンタリーの中で、「その日、母親は『わたしは世界を変えに行く』と言ってキッチンを出ていった。」という内容のフレーズが出てきます。娘や息子たちのために、おそらく多くの修羅場を乗り越えて「ストライキ」という一大ムーブメントを起こしたアイスランドの女性たち、素敵だなと思いました。

皆さんも、機会があれば是非ご覧になってください。

Contact Us

お問い合わせ・ご予約

まずはご相談ください。

電話アイコン

お電話でのお問い合わせ・ご予約

06-6947-1201

受付時間 平日9:30~17:30

メールアイコン

メールでのお問い合わせ・ご予約

ご予約フォーム
ページトップへ