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2009年08月25日
本の紹介
有村 とく子

フィリップ・マグロー著「史上最強の人生戦略マニュアル」紹介 弁護士 有村 とく子

【自分の人生により主体的に関わるための戦略】

書店に並ぶ本の題名や帯に書かれたキャッチコピーに惹かれて、予定外の本を買ってしまうことはありませんか?私の本棚には、題名や誘い文句に吸い寄せられ、連れて帰ったものがいっぱい。本との出会いも、時々刻々と変化する自分の有り様や境遇、心境を反映していて、なかなか面白いものです。

さて、今年上半期で興味深く読んだのが、『史上最強の人生戦略マニュアル』。著者はフィリップ・マグローというアメリカの訴訟コンサルタントで、翻訳を勝間和代さんがされています。勝間さんといえば、経済評論家・公認会計士であり、内閣府の男女共同参画会議「仕事と生活の調和に関する専門調査会」の専門委員で、昨年5月に第1回「ベストマザー賞」を受賞、「世界の最も注目すべき女性50人」のひとりに選ばれた方でもあります。
「この本は、私たちが自分たちの弱さを認識した上で、これらの弱さに打ち勝ち、人生をより自分で主体的に関わるための具体的な戦略を私たちに教えてくれる」と勝間さんは紹介しています。

「問題がひとりでに解決することは、絶対にない」「人生の法則② 人生の責任は自分にある」「人生の法則⑦ 人生は管理するもの。癒すものではない」「人生の法則⑧ 私たちは自分の扱い方を人に教えている」「相手との偽りの関係を解消する」等々、目次に目を通すだけでも、興味が涌いてきます。セクハラやパワハラの被害、パートナーから精神的身体的暴力を受けている人にも、是非お勧めしたい内容が満載です。

 

【自分に核を持ち、仲間と連帯していく力をつけるという視点で読む】

私たちは理不尽なことに直面したとき、「現実が間違っている」「自分が正しいことは自ずと証明されるはず」と現実を否定し殻に閉じこもってしまいがちです。しかし、現実に起こっていることを直視し、事実に対処することによって、自分の人生を自分でコントロールできるのだということを本書は様々な具体例を挙げて教えてくれます。

各章で説明される言葉は平易で、私も普段の生活のなかで自分に言い聞かせていきたい言葉にたくさん出あいました。たとえば、「交渉を再開するにあたっては、恐怖を抱えていたり自信を喪失したりしていない、力のある立場で挑まなければならない。」「敬意をもった扱いを受ける決意といった、本書を開いてからこれまでに蓄積した知識は、断固としたものでなければならない。」「他の誰かと病的でいるよりも、ひとりで健全にやっていくという決断を下さなければならない。」「信用できない相手といっしょにいるよりも、敬意をもって自分自身を扱い、健全で幸せな生活を一人で送る方がよいと考えるということだ」等々です。尤も、「人生の責任は自分にある」という言葉、読み方によっては、アメリカ式の自己責任論を説いた強者の論理だ、と評されるかもしれません。

しかし、私は、いついかなる状況にあっても、自分自身の核になるもの(自分を大切に思う気持ちや誇り)を持ち、仲間と連帯する力をつけるという視点で読むと、この本から学べることは多くあると思っています。

本の原題は『Life Strategies : Doing What Works, Doing What Matters』、赤いカバーにキャッチコピー入りの白い帯、重ねて並べているだけで目立ちます。これを『史上最強の人生戦略マニュアル』と訳して本の題名にしたところは、さすがは今をときめく勝間さん。「売れる」名前に私もつられて買いましたが、中身を読んで後悔はしない一冊です。

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